ビルケンBLOG

特定建築物定期調査/基準

群馬県前橋市の大型商業物販店舗における、特定建築物定期調査における、防火設備点検に関連する項目を

記載させて頂きます。

最初に、面積区画ごとに設置されている防煙垂れ壁については、適正に面積区画ごとに設置されておりました。

また、防煙材のひび割れ等も無く、材質の劣化については、機能上の要是正は無しと判断させていただました。

防火シャッターについては、天井高が4.5mあり、巻き取り機本体が4m位置にあり、巻き上げ時点でのシャッターの

歪み等・異音発生等は無く、機能上、正常動作と判断いたしました。

また、こちらの大型物販店舗の防火シャッターには、危害防止機構/未設置となっており、既存不適格でした。

さらに、天井高約5メートルの位置に観音開きの自然排煙口が設置してあり、閉鎖確認作業に複数の検査作業員の

配置が必要であり、調査・検査業務のレベルについては、ハイレベルでした。

大型物販店舗の建築設備定期検査/特定建築物定期調査を実施するにあたり、検査資格者・調査資格者の人員配置

および検査・調査日程の割り振りに配慮が必要でした。

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