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排煙設備の作動試験 その2

その2

5月の連休明けに、群馬県伊勢崎市の大型商業施設における特定建築物定期調査を実施させて

いただきました。

前回も記載させていただきましたが、こちらの建築物の自然排煙口が100個所ほどあり全ての排煙設備の

作動試験を実施いたしましたので、作動方法及び動作試験のありかたについて、記載させていただきます。

排煙作動用オペレーターが受け持っている排煙口は、こちらの大型商業施設では、約5台ほど受け持って

おりましたが、ほとんどの設置場所が床面より3mの位置にあり、商品棚も手伝い排煙設備の作動試験を実地

する上では、かなり困難な場所での建築物調査となりました。

排煙作動用オペレーターの押しボタンを押すと、正常動作であれば約5台がカラカラ音をたてて、解放に向かうので

すが、こちらの自然排煙口も半分くらいは途中で閉鎖状態となり、次の改修方法を実施いたしました。

排煙作動用オペレーターのカバーを取り外し、歯車とワイヤーが油切れを起こしている場合がありので、グリス等を

補充して円滑に作動するように、改修を実施いたしました。

また、排煙口の周りのワイヤー等 取り付け金物が溶着していることがあるので、グリス等で円滑に作動するように

こころ掛けました。

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